相談事例

兄が所有していた区分所有マンションの相続放棄をしたい

2021.02.08

兄が所有していた区分所有マンションの相続放棄をしたい

相続放棄

兄が亡くなり、兄が所有していた区分所有マンションの管理組合から、管理費の請求が私たち兄弟のところに来ました。兄は独身で子どもがいなかったので、残された兄弟3人が相続人ということになります。兄弟誰も兄の区分所有マンションを相続したくないし兄には貯金もなかったので相続放棄をしたいです。また、相続放棄後に区分所有マンションはどうなるのでしょうか?

対応方法

兄弟姉妹からの相続放棄の場合は、相続関係の証明のために、亡くなった兄の出生から亡くなるまでの戸籍謄本を全て取り寄せる必要があります。戸籍の取り寄せに手間がかかるため、弁護士へ依頼することにしました。また、区分所有マンションについては、相続人が不在の状況になるため、管理組合が相続財産管理人選任の申立をしたうえで、競売にかけられると思われます。

結果

対応完了までにかかった期間:4ヶ⽉
ご依頼者様にかかった費⽤:5.5万円+実費

残された兄弟から委任状と戸籍謄本を送っていただき、その他は全て幣事務所で手続を代理して相続放棄が家庭裁判所で受理されました。

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