相談事例

遺産分割に必要な書類のやり取りや、遺産の分配をどうしたらいいかわかりません

2021.02.15

遺産分割に必要な書類のやり取りや、遺産の分配をどうしたらいいかわかりません

遺産整理

夫を亡くした妻からの相談です。この夫婦には子どもがなく、夫の兄弟姉妹やその子ら合計8人が相続人となります。しかし、これらの相続人のうち夫の葬式でも会えなかった疎遠な人もいて、遺産分割に必要な書類のやり取りや、遺産の分配をどうしたらいいかわかりません。まずどこから、着手すればいいでしょうか?

対応方法

夫の兄弟姉妹が相続人となる場合、夫やその両親が生まれてから亡くなるまでのすべての戸籍謄本を入手しなければなりません。また、各相続人の戸籍謄本や印鑑登録証明書も必要になります。疎遠になっている相続人からこれらの書類を集めるのは困難であり、弁護士が介入することでスムーズに必要な書類を集めることができます。また、兄弟姉妹の法定相続分は4分の1で配偶者は残りの4分の3になります。その他、遺産の構成(預金が多いのとか、土地の価値など)を踏まえて適切な遺産の分配割合を弁護士が考えて提示することができ、話し合いを進めることができます。

結果

対応完了までにかかった期間:夫の死亡から3ヶ月
ご依頼者様にかかった費⽤:遺産1000万円に対する1.5%+税と法定相続人5名×5.5万円の44万円

弁護士に依頼することで、必要な戸籍20通ほどの収集をすべて任せることができました。また、兄弟に対しては、各自に対して○万円の金銭支払いを提示することで、印鑑登録証明書等の必要書類を相続人全員からもらうことができました。その結果、妻自身は書類のやり取り等をすることなく、夫の遺産の多くの分配を受けられる遺産分割協議を実現できました。

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