コラム

相続放棄を弁護士に相談するメリットとデメリットとは?

2021.11.12

相続放棄を弁護士に相談するメリットとデメリットとは?

相続放棄を弁護士に相談するメリットとデメリットとは?

こんにちは。船橋・習志野台法律事務所です。

相続放棄をする際、自分で対応するのか、弁護士に相談した方が良いのか迷う人が多いのではないでしょうか。相続放棄を弁護士に依頼すると、手続きを代行してくれるだけでなく、トラブルを回避してくれる可能性があります。ここでは、相続放棄を弁護士に相談するメリットなどについて解説します。

相続放棄について迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

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相続放棄を弁護士に相談するメリット

相続放棄を弁護士に相談するメリット

相続放棄とは、故人から相続した全ての財産を放棄することです。財産をもらうことができなくなるものの、債務を請け負ったり親族間の争いを防げるといった側面もあります。

では、相続放棄を弁護士に相談する場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。

代理人になってもらえる

弁護士に相談するメリットの一つは、相続放棄の手続きに関する代理人になってくれるという点です。

親族などから遺産について問い合わせがあった場合、全てのやり取りを弁護士に任せることが可能です。法律の知識がない状態でやり取りすると、後々トラブルが発生する場合があります。無理に自分で対応するのではなく、法律の専門家に対応してもらうのが最適です。

迅速に対応してもらえる

相続放棄の手続きは、相続について知ってから3ヵ月以内に家庭裁判所に申述書を提出しなければいけません。

しかし人が亡くなった後は相続放棄だけでなく、葬式や四十九日、様々な手続きなどで忙しくなります。忙しくしているうちに、あっという間に3ヵ月が過ぎてしまうのです。

相続放棄する前に財産について調べるなど、手続きには想像以上に時間がかかります。自分で全ての作業を行うと、3ヵ月の期限に間に合わない可能性も考えられます。限られた期限内に提出書類を準備する必要があるため、手続きに慣れた弁護士に対応してもらうのが良いでしょう。

細かい事務作業もやってもらえる

弁護士に依頼すれば、細かい事務作業も全て対応してくれるというメリットもあります。

見慣れない書類を自分で作成するのは大変で、特に忙しい人には大きな負担となります。全ての作業を弁護士に代行してもらえば、相続人の負担は少なくなりストレスもかかりません。

相続放棄を弁護士に相談するデメリット

相続放棄を弁護士に相談するデメリット

相続放棄を弁護士に相談した場合、メリット以外にデメリットもあるのでしょうか。

弁護士に相談するデメリットは相談料がかかることです。

相談する弁護士事務所によって費用は異なりますが、代行手数料を含めて50,000〜100,000円程度の費用がかかる可能性があります。

なお、自分で相続放棄手続きを行った場合は、3,000〜5,000円程度が目安です。この費用には、申述書に添付する印紙代や戸籍謄本の費用といった実費になります。

どういう場合に弁護士に相談するのが良いのか

どういう場合に弁護士に相談するのが良いのか

相続放棄の手続きは自分で行うことが可能です。しかし場合によっては、弁護士に依頼した方が良いケースもあります。では、どのようなときに弁護士に相談するべきなのでしょうか。

相続争いが起こった場合

相続人が複数いる場合、財産に関するトラブルが発生することは少なくありません。親族同士で財産の話し合いをすると、遠慮して何も言えなかったり、逆にお互いに意見を主張しすぎて話がまとまらないことが多いです。

こうした問題を解決するには、弁護士に代わりに話し合いに参加してもらうのがおすすめです。また財産に借金がある場合、弁護士に依頼することで間に入って対応してくれます。司法書士では対応できないこともあるので、債務があるときは弁護士に依頼するのが良いでしょう。

自分で相続放棄の手続きを行うのが面倒な場合

相続放棄の手続きのために書類を用意するのが面倒な場合は、全ての作業を弁護士に任せましょう。

相続放棄の申述書などの書類は、正確に作成しなければいけません。書類に不備があると、家庭裁判所に相続放棄を認めてもらえない可能性もあります。一つひとつは難しい事務作業でなくても、全て正確に対応しようとすると時間と手間がかかります。

時間を節約したいなら、思い切って弁護士に相談するのも1つの選択肢です。

相続放棄が必要か判断できない場合

相続放棄をするべきかどうかは、その人の状況によって異なります。

自分は相続した方が良いのか、相続放棄した方が良いのか判断に困ったら、法律の専門家にアドバイスしてもらうことをおすすめします。1度相続放棄してしまうと、撤回することはできません。相続に関する知識がないまま自己判断で相続放棄するのはリスクが高いです。

相続問題に詳しい弁護士に相談してから、どのような手続きを行うか判断するのが良いでしょう。

3ヵ月の期限が過ぎた場合

相続放棄までの期間は3ヵ月と短く、準備が間に合わないというケースもあります。

ただし、期限が過ぎてしまった場合でも、事情があれば相続放棄を認めてもらえる可能性があるのです。期限が過ぎてから手続きするには、家庭裁判所に事情を説明して認めてもらわなければいけません。

弁護士に相談すれば適切に対応してくれるので、相続放棄を認めてもらえる可能性は高くなるでしょう。

【まとめ】相続放棄について気軽に問い合わせてみましょう

相続放棄は提出する必要書類が多く、手続きに時間がかかります。相続放棄の手続き自体は自分で対応できますが、確実に手続きするためには法律に詳しい弁護士に相談してみることをおすすめします。

弁護士に相談すれば、それぞれの状況に合わせて適切なアドバイスをしてくれるはずです。相続放棄で悩んでいるのであれば、まずは弁護士に相談してみましょう。

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